年とともに目立つほうれい線の謎

ほうれい線はどうして年齢とともにはっきりと表れてくるのか。
そしてなかなか消えにくいのか。
それは皮膚の構造に原因がありました。

皮膚と一言で表しても、実際は0.5ミリほどの表皮とその下にある2ミリほどの真皮に分かれています。

表皮はさらに4層に分かれています。一番外側にあるのは角質層。
これは皆さん聞いたことがあるのではないでしょうか? 
肌は常に生まれ変わっています。一番下の基底層で皮膚が作られ、角質層となりはがれおちるまで1周期です。
若い健康的な人は28日間ですが、年齢とともにこの周期はだんだんと遅くなります。

表皮の下にある真皮は、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸から構成され、この新陳代謝をつかさどっています。
コラーゲンやヒアルロン酸は誰でも聞いたことがあると思います。

コラーゲンは肌のハリを保つ、ひも状のたんぱく質。
そのコラーゲンを束めているのが、エラスチンです。
ヒアルロン酸は、水分キープに欠かせないゼリー状の成分。

この3つの成分がうまく機能しているうちはいいのですが、年齢とともにだんだんと減ってゆきます。
同時に加齢とともに表情筋も衰え、肌の老化が進むのです。

肌の表面にできる細かいシワの多くは乾燥対策をするだけで、カバーできますが、ほうれい線は真皮の3つの成分が失われることで、深く刻まれるシワです。
それだけではなく、真皮の組織を壊してしまうシワなので、一度くっきりと刻まれるとなかなか消えにくいのです。

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